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「紙と石以外のメディアはすべて絶滅する」という考え方にもとづき、技術進化の過程で滅んだ、もしくは滅びつつあるメディア機器を収集展示する私設博物館が神田駅から徒歩3分(大手町駅から徒歩5分)の場所にある。
その名も「絶滅メディア博物館」。館内にまず入って驚かされるのは、収蔵品の圧倒的な数と品揃え。パソコン、携帯電話、ビンテージ・カメラからフロッピーディスク、カセットテープまで、約4000点のうち3000点にもおよぶメディア機器が1階、階段、地下のフロアに常設展示されている様は圧巻。なかでも、家庭用動画カメラが陳列されたコーナーは白眉。子どもの頃に憧れた8mmフィルムカメラ(9.5mm、ダブル8、シングル8、スーパー8)に始まり、その存在が一気に身近になったビデオカメラ(ベータマックス、VHS、VHS-C、8ミリビデオ、DV)、そしてメモリーカメラまで、その進化の過程が一目瞭然で理解できる展示になっていて、昭和を生きた我々がこれらの機器とともに生きてきたことを実感できる。お気に入りの番組を初めて録画した時の緊張と興奮が甦る。
また、この博物館ではすべての展示品を手で触れることが可能で、写真や動画の撮影もOKというのが嬉しい。館内ではWi-Fi、電源が利用可。常設されているフィルムスキャナー、ドキュメントスキャナーも利用できる。回転台付きの撮影ブースでは収蔵品を移動させての撮影することもできる。
映画やテレビ、MVなどの撮影向けのレンタルも相談可。書籍やカタログ資料などの館内ライブラリーも充実、地下の「消えたカタログ図書館」では60年代から2020年代までの3000冊の製品カタログを自由に閲覧できる。マニアだけでなく、本誌読者ならば一度は訪れて欲しい。かつてお世話になったメディア機器にきっと再会できるはずだ。


絶滅メディア博物館
住所:東京都千代田区内神田2-3-6 楓(かえで)ビル1階03-5256-5700
営業時間:11:00~19:00
年中無休(※撮影スタジオを兼ねているので2時間単位で一時閉館する場合があります。訪問前にHPのスケジュールをご確認ください)
アクセス:JR「神田駅」西口より徒歩3分/東京メトロ丸ノ内線「大手町駅」A2口より徒歩5分
https://extinct-media-museum.blog.jp/






